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口永良部噴火 長引く避難生活 支援続く

◆屋台村が義援金付き食事券 焼酎や食材情報発信も

 5月29日の屋久島町・口永良部くちのえらぶ島での噴火災害に伴い、住民が屋久島などで避難生活を始めてまもなく3か月になる。避難住民らを支援する動きは町内外で続いている。

 鹿児島市のJR鹿児島中央駅近くにある「かごっまふるさと屋台村」では今月、屋久島町を応援するイベントを展開中。各店舗は屋久島の食材を使った料理や焼酎を数多く提供しているほか、30日には口永良部島支援の取り組みがある。

 屋台村を運営するNPO法人「鹿児島グルメ都市企画」が企画した。「屋久島を屋台村で楽しもう!」と題し、料理を味わってもらうほか、屋台村の広場に観光スポットを紹介する写真を展示し、島の魅力を情報発信している。

 30日の午後2~5時にはドリンク4杯と食事券がセットになったチケット(前売り2500円、当日2800円)を販売。うち500円を口永良部島の住民のための義援金とする。

 同NPOの古木圭介理事長は「少しでも屋久島町の皆さんの役に立てれば」と話す。荒木耕治町長は「ありがたい。屋久島は観光シーズン。多くの人が来てくれることが支援になる」と来島を呼びかけている。

◆屋久島のまつりで募金活動 スポーツクラブの児童ら

 口永良部島住民の支援を兼ねた「第45回やくしま夏まつり~がんばろう口永良部~」が屋久島の安房地区で開かれ、屋久島町立安房小学校の児童たちは募金活動を行った。

 まつりは同小校区主催の恒例行事。約20の露店が並び、ステージイベント、花火大会などを地域の人たちが楽しんだ。

 募金活動をしたのは同校のソフトボール、空手、サッカーの各スポーツクラブで活動する児童計53人。クラブごとにブースを設けて募金を呼びかけ、約3時間で総額約3万8000円の浄財が寄せられた。

 一方、町商工会青年部は売り上げの大半を義援金に充てるリストバンド(500円)を販売。もともと、口永良部島の島民と交流がある名古屋市の会社経営中村健一さん(44)が制作・販売しており、同青年部が販売を請け負った。

 募金活動をした安房ソフトボールスポーツ少年団の泊朝希君(5年)は「多くの人たちが募金に協力してくれて、うれしかった」と笑顔を見せた。

◆仮設住宅でマッサージ

 屋久島にある避難住民の仮設住宅では「マッサージボランティア」があり、住民25人が鍼灸しんきゅうマッサージ師の施術を受け、避難生活の疲れを癒やした。

 県鍼灸マッサージ師会が企画。鍼灸マッサージ師5人が仮設住宅を訪れ、一人ひとりに体の凝りや痛みを聞いたあと、約1時間かけて体をもみほぐしたほか、鍼を打ったり、お灸を据えたりした。

 同会の右田善信代表理事は「緊張しながら避難生活を過ごしているのか、体に疲れがたまっている方が多かった。体をほぐして、少しでも快適な生活を送っていただきたい」。仮設住宅で一人で暮らす後藤しづ子さん(64)は「マッサージのおかげで体も気持ちも軽くなりました」とうれしそうに話していた。

YOMIURI ONLINEより http://www.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/news/20150824-OYTNT50045.html

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