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口永良部島で再び噴火 厳重な警戒を

口永良部島で再び噴火 厳重な警戒を
先月、爆発的な噴火が発生した鹿児島県の口永良部島の新岳が18日昼すぎ、再び噴火し、火口からおよそ9キロ離れた海上で小さな噴石が落下したことが確認されました。気象庁は、今後も先月と同じ規模の噴火が発生するおそれがあるとして、引き続き口永良部島に、噴火警戒レベル5の噴火警報を発表して、厳重な警戒を呼びかけています。
気象庁によりますと、18日午後0時17分ごろ、口永良部島の新岳で火山性微動が観測され、30分間継続したほか、火口から北東へ2キロ余り離れた観測点で「空振」という噴火に伴う空気の振動が観測されました。当時、新岳付近には雲がかかり、火口付近の様子は確認できませんでしたが、火口からおよそ9キロ東に離れた海上で、0.5センチから2.5センチ程度の小さな噴石が落下したことを海上保安庁の巡視船が確認しました。
このため、気象庁は「午後0時17分に口永良部島の新岳で噴火が発生し、午後0時47分まで継続した」と発表しました。気象庁によりますと、今回観測された「空振」の値は19.4パスカルと、先月29日の噴火で観測された62.2パスカルよりも小さく、噴火の規模は前回よりもやや小さいとみられるということです。また、口永良部島の新岳では、午後4時31分にも有色の噴煙が火口から200メートルの高さまで上がったことが確認され、気象庁は再び噴火が発生したと発表しました。
口永良部島の新岳では、先月29日に爆発的な噴火が発生し、噴煙が火口から9000メートル以上の高さにまで上がったほか、火砕流の一部が海岸まで達し、現在、すべての住民が島の外へ避難しています。
気象庁は、口永良部島では今後も先月29日と同じ規模の噴火が起きるおそれがあるとして、引き続き噴火警戒レベル5の噴火警報を発表して、厳重な警戒を呼びかけています。

専門家「観測体制強化し 早い帰島へ努力」

口永良部島の再噴火について、京都大学火山活動研究センターの井口正人教授は「先月の噴火と比べて、噴火に伴う空気の振動=「空振」の振幅は4分の1~5分の1だった一方、噴火の際に観測された地震の振幅はほぼ同じだった。 このため、先月と同じくらいの規模の噴火が起きたと考えている。 今後も同じような規模の噴火を繰り返す可能性はある」と話しています。
また、住民の帰島については「依然として難しい状況が続くが、地下のマグマの増減を推定できる新たなデータを得られるよう観測体制を強化して、早い帰島につなげられるよう努力していきたい」と述べました。
 
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